俺的進化論

理系の大学生です。大学生活をただ遊んで過ごすことをやめたくて開設しました。受け身の姿勢を変えていきたいです。これからの時代は情報社会です情報にたくさん触れていきたい。

女性の社会進出の未来

いきなりですが、これからの時代女性の社会進出が大切なのです。

 

今回はいかに、女性の社会がこれからの日本の発達においての鍵になるかについて書きたいと思います。

 

まず、現在の日本社会においての女性の立場は明らかに男性よりも下にあることは間違えありません。人によってはそんなことないと、思う人がいるかもしれませんが大手企業の社長であったり、政治家の数であったり日本の中心にいる人は基本的に男性が多くを占めていることがその意見の反例だと私は考えています。

 

では、なぜ今になって女性の社会進出がポイントになるのでしょうか?

日本は、今まで女性が社会進出していなくても豊かな暮らしができているではないか!

 

と先日まで思っていました。なんなら別に考えてもいませんでした笑

 

先日まで私の通っている大学ではテストが行われていました。自分は政治の授業を取っていたのですが、その授業でレポートを課されていたので、その課題図書に女性の社会進出の重要性が扱われていました。

 

そんなこともあって、女性の社会進出について考えさせられました。

 

 

今日本がアジアにおいて成長という観点でどれくらいの立場にあると思いますか?

日本は豊かなんだから上の方でしょ!!という人もいるでしょう。

 

しかし、多くの人はこう思うのではないでしょうか、日本はどんどん他の国々に抜かされていっていると。確かに、正しいと思います。これは、GDPなどの数字を見ればそうかもしれません。ですが、それ以上にこのアジアの経済発展のめまぐるしい国々に共通して言えるのが、女性の社会進出が日本と比にならないぐらいで進んでいるということです。今アジアで急激に成長していると言われている国々は、総じて女性もその国の社会の中心で活躍しているのです。

 

ここで、OECDの主要国の男女の就業率のギャップ指数を見て見たいと思います。ちなみに、ギャップ指数とは、男子と女子の就業率のギャップを数値化したものです。数値が小さければ小さいだけギャップがないということです。

以下に、これを扱った日本経済新聞の記事と、OECDのサイトのリンクを貼っておいたのでよかったら見て見てください。

www.nikkei.com

data.oecd.org

2009年のデータによれば、

韓国が30%

日本が26%

イタリアが31%

ギリシアが29%

アメリカが14%

カナダが9%

フィンランドが3%

といった結果になっていました。

この数値を見て皆さんはなにを感じたでしょうか?多くの人が「だから?」といったところでしょうか?笑

しかし、この数値はとても重要なことを表しています。ギャップ値の大きい、韓国、イタリア、ギリシアの3国はかつて大きな経済難に陥った国という共通点があります。その中に日本がほぼ同程度の数値で位置しています。つまり、女性が男性と同じように活躍していない国は、経済難に陥る傾向があるということです。

 

いやでもこのデータは、2009年の話でしょ?という人もいるでしょう。しかし、現在はもっと恐ろしいことが起きているのです。それが何かというと隣国の韓国では、女性が2013年から2016年の間大統領をやっていたということです。それがどれほどの影響を韓国国内に与えたかは、考えるまでもなく女性たちに大きな希望と勇気を与えたことでしょう。この点では、日本は大きなディスアドバンテージを取っているということがわかります。

 

以上のように、女性の社会参入がいかにその国の成長に影響を及ぼすかが少しでもわかったのではないでしょうか?もう、日本が豊かな国でいた1900年後半とは状況が変わっているのです。かつては、日本よりも下だった中国は遥か上の存在になっています。このままでは、お隣韓国とも大きな格差が生じかねません。

この記事を読んで一人でも多くの社会で活躍女性誕生の足がかりになれば幸いです。